要説 不動産資格取得基準と試験等対策ガイドライン

日本不動産塾

平成29年度 筆者推薦図書 管理業務主任者

      2017/03/12

 この記事の筆者、酒井ひとみの合格の経験(完全な独学による一発合格体験)に基づいて、日本の不動産に関する資格「管理業務主任者」に係る試験である「平成29年度(2017年度)管理業務主任者試験」の受験者の皆様方に向けて、このブログの筆者が強くオススメする「教材(受験参考書)」を、次の目次のとおり、その主たる用途・目的に基づいて、いわゆる「教科書(基本テキストブック)」「通常の問題集(又は過去問題集)」「模擬試験(又は予想問題)」「資料集」「参考書」「その他の図書」等々、適切な区分に分類・整理したうえで、それぞれを詳しくご紹介したいと思います。
 なお、あくまでも、筆者自身の過去の試験勉強、受験勉強の経験のみに基づき、不必要な教材は、一切、ご紹介しません。と言うのは、この記事を書いている筆者の考え方の根底にあるものとしては、結局のところ、要は、「合格以外に興味があるんですか?」ということであって、本記事は、当該考え方に基づく内容となります。
 つまり、受験者の第一の目的である一発合格のみのために、本当に、真に必要な書籍(推薦図書)のみの情報をご提供し、皆様方にとっての効率的な学習に貢献できたら嬉しく思います。

(目次)

  1. 教科書(基本テキストブック)
  2. 問題集
  3. 模擬試験
  4. その他の図書

1.教科書(基本テキストブック)

1-1.平成29年版マンガはじめてマンション管理士・管理業務主任者

著者:植杉伸介、氷見敏明
画:河野やし
出版社:株式会社住宅新報社

平成29年版マンガはじめてマンション管理士・管理業務主任者 (マンガでわかる資格試験シリーズ)

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 筆者は、管理業務主任者の「教科書(基本テキストブック)」として、この「マンガはじめてマンション管理士・管理業務主任者(住宅新報社)」を使い、本試験に一発合格しました(ただし、筆者が実際に使用したのは、平成26年版の同一のシリーズ(マンガでわかる資格試験シリーズ)のものです。)。
 「マンガ(入門書)」だからと言って本当に侮れません。筆者は、教科書としては、このマンガ以外には一切使用していません。
 つまり、資格試験の全体像を学習する教材としての「教科書」については、これだけで十分だったということです。本当に、教科書としては、この一冊のみの使用で合格にたどり着くことができました。
 この管理業務主任者という資格試験を受けた平成26年当時、筆者が既に合格していた資格試験は、宅地建物取引士(旧称:宅地建物取引主任者)のみ(*)であったので、管理業務主任者という資格試験の学習については全くの初学者でした。しかし、筆者のような完全な初学者であっても、初めての受験で、合格に導いてくれたという素晴らしい本(マンガ)でした。
 何も知らない状態で、なぜ、このマンガを選んだかというと、その理由は、この資格試験の学習については、まさに文字通り、完全なる初心者だったからです。
 右も左も分からない状態で、なおかつ、先生・講師に質問ができない学習環境である「独学」で、試験勉強をするということを考えると、文字だらけの本よりも、まずは、その学問の世界に入り込み易そうなマンガで学習してみようと思ったからでした。
 まずはこのマンガを買って、これが読み終わったら、ちゃんとした文字だらけの教科書(基本テキストブック)を買おうと、最初はそのように考えていました。
 しかし、このマンガを実際に読み進めながら、早速、問題集を解いていくと、意外にもストレスなく問題を解くことができ、更に、正解できなかった問題については、このマンガに立ち戻ることにより、十分な見直しをもすることができ、結果として、そのまま、このマンガのみを教科書として、本試験の当日まで勉強を続けてしまいました。
 学習の過程で、物足りなさ、頼りなさ等を感じたということはありませんでした。
 もちろん、筆者が使用した問題集(後述の問題集)と組み合わせることで、最大限の効果が発揮できたのであって、マンガ一冊のみで合格したというわけではありません(ただし、先に述べたとおり、いわゆる「教科書」としては、この一冊のマンガのみを使用したということです。)。
 結果、本試験の試験結果は、50問のうち40問を正解することができ、無事に合格しました。
 これゆえに、はじめに述べましたとおり、このマンガ本を決して侮ることができないのです。
 筆者の場合は、このマンガの内容を、本当に確実に、なおかつ正確に理解することに努めました。文字どおり「入門書の決定版」でもあるこのマンガの内容を理解できなくて、完全な初学者である筆者が、文字のみの教科書の内容を理解できるはずがないと思ったからでもあります。
 筆者は、このマンガ本を少なくとも2回は念入りに読破しました。問題集からの見直しを含めると、3回以上は読んでいるかも知れません(直前期の勉強をも含めると、部分的には、4回以上読んだ箇所もあったかと思います。)。そうして、何度も繰り返し読むことによって、このマンガ一冊のみを汚していきました。と言うよりも、自然に汚れていきました。
 筆者自身のこの受験の体験から、筆者が本試験の受験後に気付いたことは、いかに基礎・基本が大切であるかということでした。このことは本当に身をもって感じたところです。
 基礎・基本のみを極めるためには、このマンガ本が本当に最強最高最善の一冊だと思います。したがって、筆者自身の結論は、教科書としては、このマンガ以外には一切不要ということです。
 ただし、もし、受験勉強の過程で、しっかりとした教科書が必要であると感じた場合等には、筆者は「楽学マンション管理士・管理業務主任者 基本書(住宅新報社)」という本をオススメしたいと思っています。その理由は、別途、記述しますが、ひと言で言えば、筆者がマンション管理士試験の受験勉強をしたときに実際に使った唯一の教科書が、これと同一の出版社が発行する同一のシリーズ(楽学シリーズ)の「楽学マンション管理士 基本書(住宅新報社)」という本だったからです。
 ということで、このマンガ本だけで受かったゾ!という合格者仲間が増えることを期待しています。

(*)筆者は、「平成26年度宅地建物取引主任者資格試験(試験日:平成26年10月19日)」と「平成26年度管理業務主任者試験(試験日:平成26年12月7日)」の「同年度内ダブル受験」であったことから、同年度の管理業務主任者試験の試験勉強の当時は、宅地建物取引主任者資格試験(以下「宅建試験」という。)を受験し終わったばかりで、まだ合格発表の前であり、宅建試験の正式の結果は判明していませんでした。
 したがって、正確に言うと、平成26年度管理業務主任者試験の試験勉強の当時の時点においては、平成26年度宅地建物取引主任者資格試験の受験後の自己採点の結果、宅建試験については、おそらく合格ライン(合格推定点)に到達していただろうという認識だったということです。

(最終更新日:2017.3.11)

1-2.平成29年版 楽学マンション管理士・管理業務主任者 基本書 法令編

出版社:株式会社住宅新報社

平成29年版楽学マンション管理士・管理業務主任者基本書法令編

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 平成28年度試験までの「楽学基本書シリーズ(住宅新報社)」である「平成28年版 楽学管理業務主任者 基本書」「平成28年版 楽学マンション管理士 基本書」とが、平成29年版より統合されたようであり、平成29年度試験に対応する同シリーズの最新版が「平成29年版 楽学マンション管理士・管理業務主任者 基本書」となっているようです。なお、統合した上で、「法令編」「建築・会計編」の2冊に分けて、出版されています。
 まとめると、次の表のとおりです。

不動産資格 平成28年版 平成29年版
管理業務主任者 楽学管理業務主任者基本書 楽学マンション管理士・管理業務主任者基本書
法令編
建築・会計編
マンション管理士 楽学マンション管理士基本書

 筆者も使用した「楽学基本書」に関する「教材レビュー」については、次に掲げる過去のブログ記事をご覧ください。

(最終更新日:2017.3.11)

1-3.平成29年版 楽学マンション管理士・管理業務主任者 基本書 建築・会計編

出版社:株式会社住宅新報社

平成29年版楽学マンション管理士・管理業務主任者基本書建築・会計編

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 この「建築・会計編」の教材レビューについては、上述の「法令編」と同様であり、先に述べたとおりです。
 したがって、先の記述をご参照ください。

(最終更新日:2017.3.11)

2.問題集

2-1.2017年度版 ごうかく! 管理業務主任者 攻略問題集

著者:管理業務主任者試験研究会
出版社:株式会社早稲田経営出版

ごうかく! 管理業務主任者 攻略問題集 2017年度

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 ズバリ言います。
 管理業務主任者試験の受験勉強で使用する問題集は、この「ごうかく! 管理業務主任者 攻略問題集(早稲田経営出版(Wセミナー))」のみで十分です(ただし、直前期の勉強で使う「模擬試験問題集」は除きます。)。
 筆者は、問題集はこの一冊のみを使用し、本試験に合格しました(ただし、筆者が実際に使用したのは、平成26年度版の同一のシリーズのものです。)。もちろん、正確に言えば、模擬試験にも挑戦していますが、「通常の問題集(いわゆる過去問題集を含む。)」については、この一冊のみを何度も何度も繰り返し解いていくことで、合格レベルに達することができました。
 これ、筆者が本当にオススメしたい問題集なんです。まさに、かなり厳選された良質な問題だということが、その理由なのです。
 筆者は、宅建士試験(宅建主任者試験)のあとに、初めて管理業務主任者試験の勉強に着手しました(*)。
 つまり、管理業務主任者の本試験まで勉強できる期間は、おのずと、1か月半程度しかありませんでしたから、このような限られた時間の中では、数年間分の過去の問題を数多く解いていくというような時間的な余裕がないという判断に至りました(*)。そんな状況のなかで発見したのが、この本でした。
 この本の特徴は、特に「重要な過去の本試験問題(過去問)」とその年度のトレンドを反映した「今年のヤマあてオリジナル問題(予想問題)」とが、論点ごとに整理され、収録されているという点です。
 筆者は、実際に何度も解いてみましたが、かなり厳選された問題集だと感じることができました。
 筆者は、この本のおかげで、宅地建物取引主任者資格試験の後のごく短い期間(1か月とちょっと)で、高得点(50問中40問正解)を達成できたと肌で感じています。
 より少ない勉強の作業量で最大限の効果を発揮したい(短期間で効率的に合格を狙いたい)という人には、本当にオススメしたいと思います。

(*)先に述べましたとおり、筆者は、「平成26年度宅地建物取引主任者資格試験(試験日:平成26年10月19日)」と「平成26年度管理業務主任者試験(試験日:平成26年12月7日)」の「同年度内ダブル受験」であったゆえに、宅地建物取引主任者資格試験が終わったあとに、初めて、管理業務主任者試験の勉強を開始したという経過をたどりました。

(最終更新日:2017.3.11)

3.模擬試験

3-1.2017年度版 Wマスター 管理業務主任者 直前予想問題集(旧称:ごうかく! 管理業務主任者 直前予想問題集)

著者:管理業務主任者試験研究会
出版社:株式会社早稲田経営出版

 筆者は、試験の本番当日までの直前期における模擬試験問題として、「ごうかく! 管理業務主任者 直前予想問題集(早稲田経営出版(Wセミナー))」を選びました(ただし、筆者が実際に使用したのは、2014年度版の同一のシリーズのものです。)。
 なお、本書の題名・タイトルについて、2015年度(平成27年度)版までは、「ごうかく! 管理業務主任者 直前予想問題集」でしたが、2016年度(平成28年度)版からは、「Wマスター(ダブルマスター) 管理業務主任者 直前予想問題集」となったようです。「直前予想問題集」という本書の位置付け(性格、内容等)は、まったく変わりがありません。
 筆者は、資格試験の受験に当たって、「基本テキスト」を読破し、「通常の問題集」に触れたあとは、やはり、いわゆる「直前対策」として、必ず、「模擬試験」を解くようにしています。
 この本は、まさしく、本年度の予想問題が本番と同形式で3回分(50問×3回分=合計150問)収録されているので、模擬試験として最適だと思います。

(最終更新日:2017.3.11)

3-2.資格の学校TAC 管理業務主任者講座 2017年合格目標 管理業務主任者 全国公開模試

試験実施機関:TAC株式会社 資格の学校TAC 管理業務主任者講座

(最終更新日:2017.3.11)

4.その他の図書

4-1.2017年度版 管理業務主任者 出るとこ予想 合格(うか)るチェックシート

著者:TAC株式会社 管理業務主任者講座
出版社:TAC株式会社 出版事業部(TAC出版)

 筆者は、本試験の直前期における最終確認のために、基礎・基本が集約され、重要論点がコンパクトにまとめられた受験参考書として、この「管理業務主任者 出るとこ予想 合格(うか)るチェックシート(TAC出版)」を買いましたが、しかしながら、実際には、ほとんど使用しませんでした(ただし、筆者が実際に購入したのは、2014年度版の同一のシリーズのものです。)。
 試験の本番当日に、試験会場には持って行きましたが、そのときにパラパラとページをめくった程度でした。
 したがって、筆者の実際の体験のみに基づくことによれば、合格のために、絶対に必要不可欠な一冊ではないと思います。端的に言えば、この本がなくても、一発合格は十分に可能です。
 ただ、内容的には、重要な論点のみが、類似する論点との比較という観点から、とてもキレイにまとまっており、脳内の記憶の整理のためには最適の一冊だと思います。

(最終更新日:2017.3.11)

 - 図書, 管理業務主任者