要説 不動産資格取得基準と試験等対策ガイドライン

日本不動産塾

平成29年度 筆者推薦図書 公認 不動産コンサルティングマスター

      2017/03/16

 この記事の筆者、酒井ひとみの合格の経験(一発合格体験)に基づいて、不動産資格「公認 不動産コンサルティングマスター(旧称:不動産コンサルティング技能登録者)」に係る認定試験である「平成29年度(西暦2017年度)不動産コンサルティング技能試験」の受験者(受験生)の皆様方に向けて、筆者が強くおすすめする「教材(教科書、基本テキストブック、問題集、資料集、参考書等)」を、次のとおり、ご紹介したいと思います。
 あくまでも、筆者自身の過去の試験勉強、受験勉強の経験のみに基づき、不要な教材は、一切ご紹介していません。
 つまり、本当に必要な図書のみをご紹介し、皆様方にとっての効率的な学習に貢献できたら嬉しく思います。

1.過去問題集

1-1.平成29年版 不動産コンサル過去問題集

出版社:株式会社住宅新報社

平成29年版不動産コンサル過去問題集

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 筆者は、この「不動産コンサルティング技能試験」を受験するまでに、宅地建物取引士管理業務主任者不動産鑑定士(ただし、不動産鑑定士試験論文式試験を除く。)等のその他の不動産資格の試験に、既に合格していたため、この「不動産コンサルティング技能試験」の受験に当たっては、もはや「基本テキストブック(教科書)」は必要ないという判断に至り、この「不動産コンサル過去問題集(住宅新報社)」のみを使用し、結果的に、一回の受験で合格することができました(ただし、筆者が実際に使用・活用したのは、平成27年版の同一のシリーズのものです。)。
 また、筆者は、この試験の受験勉強の期間中に、同年度中の賃貸不動産経営管理士マンション管理士等の試験の勉強も同時に進行させていたために、不動産コンサルティング技能試験の基本テキストという機能は、同時期に勉強する不動産資格試験の基本テキストによって十分に補完することができると考え、この試験の受験勉強は、この過去問題集のみの購入・使用で乗り切ることとしました。
 結果的に合格しましたゆえに、つまりは、これらの資格は全て、不動産に関する資格試験ということで、本試験に出題される問題(出題範囲)については、それぞれの不動産資格試験の間に、多数の共通点が存在するということが指摘できるとともに、証明できたと思います。大袈裟に言えば、一つのテキストのみで、二つ、三つの不動産資格試験に効率的に合格することは十分に可能であるということ(一石二鳥、一挙両得)であり、筆者の場合は、二つの基本テキストで三つ(又は四つ)の不動産資格試験に合格できた、という結果となりました。
 さて、不動産コンサルティング技能試験の学習方法については、筆者は、既に有する一定の知識等を前提としながら、この過去問題集のみを何度も何度も繰り返し解答し、実際に出題される問題の傾向を把握するという戦略で勉強をすることとしました。
 この本には、過去3年分の「過去問(択一式試験・記述式試験)」の全てが収録されています。筆者は、この本だけを徹底的に極めようと決心し、収録されている問題の全部を少なくとも3回程度繰り返しました。特に、正解に導けなかった問題を中心に繰り返し解答し、知らない知識・情報を補っていきました。
 その結果、この試験の専用の基本テキストについては、一切使用せずに、合格できました。つまり、筆者が言いたいのは、過去問題集を繰り返し繰り返し解くことのみで、合格は可能であるということです。
 実際に勉強し、この試験を受験した筆者自身が感じたこと、気付いたことは、ずばり、毎年、似たような問題が似たような形式で、同じように繰り返し出題されているということです。おそらく、「たった三年分の問題だけで十分なの?」「これだけで足りるの?」と思われるかも知れませんが、本当にこれだけで十分に出題傾向を掴めるはずです。もちろん、もっとたくさん解くことで、更に実力が高まることは否定しません。
 ただ、不動産コンサルティング技能試験の合格ライン(基準となる合格点)は、過去の実際の試験結果を見る限りは、それほど高いものであるとは言えません。というのは、視点を変えれば、仮に正解出来なくても合否に影響しない問題が多く出題されているということでもあります。また、そもそも、この試験には「受験資格」(試験を受験するために必要な要件)が存在し、この試験の受験者は、既に一定の知識を持っているはずです。したがって、ここは完全に割り切って、問題集のみを使用・活用し、毎年、出題されている箇所のみに焦点を当てるという戦略的な学習方法を強くオススメしたいと思っています。
 ところで、かなりネックなのは、この試験の受験手数料(30,800円)も、この過去問題集の価格も、他の資格試験のものと比較して、異様なほどに割高であるということです…。どうしてこんなにも高いのか、現在も謎でしかありません。

(最終更新日:2017.2.18)

1-2.平成26年版 不動産コンサル過去問題集

出版社:株式会社住宅新報社

不動産コンサル過去問題集〈平成26年版〉

 上述の平成29年版の問題集に収録されている3年間分の過去問題だけでは、ちょっと物足りない…という方は、同時に、平成26年版の問題集も、手元に所持しておくと非常に安心かと思います。
 というのは、まずは、最新の3年間分の過去問題集によって、問題の出題傾向を概ね把握し、その上で、本試験の練習問題(模擬試験)として、更に3年間分に挑戦するという手順が、筆者の経験に基づくおすすめの勉強方法です。これにより、結果的に、6年分の過去問題の全てに触れることができるということとなり、本試験に対応する能力(実力)がより一層高まることは間違いありません。
 「平成29年版 不動産コンサル過去問題集」により、「平成26年度」「平成27年度」「平成28年度」の本試験問題に触れることができ、「平成26年版 不動産コンサル過去問題集」により、「平成23年度」「平成24年度」「平成25年度」の本試験問題に触れることができるというわけです。

(最終更新日:2017.2.18)

1-3.平成23年版 不動産コンサル再現問題集

出版社:株式会社住宅新報社

23年版 不動産コンサル再現問題集 [過去3年間]

 ちなみに、個人的に気になったので、念のため、探してみましたが、更にこの「平成23年版 不動産コンサル再現問題集」により、「平成20年度」「平成21年度」「平成22年度」の本試験問題に触れることができます。
 しかし、やはり、過去の実際の試験結果に関する統計情報を見る限り、この本にまで手を伸ばす必要性は、筆者としては、ないのかな…と思います。

(最終更新日:2017.2.18)

2.まとめ

 上記の合計3冊の過去問題集ですが、最後に、各過去問題集に収録されている試験問題の年度に関して、次のとおり、まとめておきますので、ご参考としてくださいね。

書籍の題名 収録されている試験年度
「平成29年版 不動産コンサル過去問題集」 平成26年度、平成27年度、平成28年度
「平成26年版 不動産コンサル過去問題集」 平成23年度、平成24年度、平成25年度
「平成23年版 不動産コンサル再現問題集」 平成20年度、平成21年度、平成22年度

 要するに、上記の3冊の過去問題集を全て入手することによって、合計9年分の過去問題に触れることができる、というわけです。

(最終更新日:2017.2.24)

 - 公認 不動産コンサルティングマスター, 図書